今年の夏も海に行くことが決定しました。
このひざを白昼の元に晒すのがツライです。
万年、どこかしら「かゆい」ところがある。
金属アレルギーがありまして、ニッケル、革製品を付けると必ずかぶれる体質です。
アクセサリー類はニッケルフリーの物をしていて、つけた部分がかぶれる事はなくなりました。
でも、アクセ類をつけてなくても、自分の汗だったり、摩擦・刺激で、肌はいつもどこかしらかゆくてトラブルが絶えないです。
一番ひどいのがひざ。かさぶた、皮むけ、黒ずみ…
晒します。どん

スカートなんて冠婚葬祭しか履かないけど、この膝を見るたび悲しくなる…。
もちろん皮膚科も通ってますよ。でもステロイドのクリームが出るだけなんですよね。
かゆみは収まっても、きれいな皮膚が再生する前に、またかゆくなって掻いて掻き壊してって感じ。
少し落ち着いたころに、薬じゃないクリーム(尿素関係とか)を塗ると、また痒くなる。
塗るもの付けるものに対しての反応が、半端ないくらい痒みで返ってくる。
5月、6月と、少し汗ばむ時期が一番やばい。
逆に真夏はそうでもなかったりするんですよ、なぜか。
今くらいの時期、寝入る頃、頭がぼーっとしてきたときに、膝の温度が上がってきて(入眠で皮膚温度が上がってくる?)、湿度も高くて皮膚がじっとりしてくるともう痒い。
ボリボリボリ…と爪でいってしまう。
眠いもんだから「掻いちゃダメ!」っていう理性がまるで効かない。
心行くまで掻いて、落ち着いたら寝てる…。
一番いいのは「とにかく掻かない」さわらない!
皮膚が再生されるのをじーっと我慢の子で待つしかない。
私のはアトピー性皮膚炎ではないと言われたけど、じゃあ何なんだって感じ。
結局はステロイドでしかかゆみを抑えることができないのに。
外部からの刺激に対しての反応が過敏
大きいくくりで言えば「アレルギー」なんだろうね。
意外にも顔には出ない。汗もかくし、化粧もするのに。
ずっとニキビに悩んでいる人の悩みが私にはわからないように、この体の繰り返す痒みも人にわかってもらえないんですよ。
実の母でさえ、何?その汚いの…って言う。
体質を変えたくて、一時期通っていた皮膚科
もうずっと前の話になりますが。
同じくアレルギー持ちの友達に勧められて、ある皮膚科クリニックに通ったことがある。
その子はどっちかというとアトピー系の体質。
あとサバなんかでじんましんが出やすい子だった。
都内、西武線沿線の某駅の、駅前にあった皮膚科。
当時の職場から40分くらいかけて、退勤後通ってました。
週に一回。
その皮膚科はアレルギーなどの体質を改善することを謳っていて、ちょっと変わった治療法をやっていました。
- 採血する。
- 血液が入った試験管を遠心分離器にかける。
- 血液が分離して、黄色っぽい薄い液体(=血清)と、赤い部分の二層に分かれる。
- その「血清」を上腕部に注射する(筋肉注射)。
という流れなんですけど。
こういう事をやっている、っていうハナシを他で聞いたことがなかった。
治療法名で言えば「自己血清注射」っていうのになると思います。
自分の身体のデータを、身体に再度読み込ます?
みたいな考え方??
トンデモ健康法の「飲尿健康法」に近いのかもしれない。
(さくらももこさんのエッセイ“もものかんずめ” で初めて飲尿健康法を知った時は衝撃だった)
その皮膚科は、その治療法が有名だったのか、まぁまぁ混んでいる。
でも診察っていうより、その注射→血清注射だけだったので、パパっと済んでしまうんだけど。
正直、キレイな病院じゃなかった。
採血をするところ(処置室)の窓にかかっていたブラインドは所々折れていて薄っすら汚い。
採血をした後に貼る綿を止めるサージカルテープが、まとめて数十本切っておいて、デスクの淵にくっつけてあったり「えっ?」って思う事が多々あった。
医師もなんだかインチキじゃね?って数回通って薄々気付いてきて。
友達ももう行かなくなっちゃったし、自然にフェイドアウトしてしまった。
次の予約とかそんなもんも全然ないし。
一体あれは何だったんだろう?
今ふと。あの病院の事を思い出して、某駅の皮膚科で検索したけど、なかった。つぶれたっぽい。
3か月くらいは通ったかな~。でも一向に体質は変わってないのはあきらか。
その友達も健康オタクで、一緒にハリ治療に通ったこともある(笑)。
お互い、やっぱり体質は変わっていない。
根本的なところで、もうこの体質が変わることがないんだろうなという諦め…。
今夜もたぶん掻いてしまうでしょうな。あーつらい。
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